マクロスF(フロンティア) 21話

道具にされてると知らず歌い続けてきたシェリルに対し、道具として歌わなければいけないという形でランカの立ち位置がより対照的になってきあ。アルトのために歌うのだという自分の歌に対する目的を認識した後だけに、それと真逆の方向性で歌わされるのに抵抗を覚えるのも無理からぬ話ではあるんだけど、ぶっちゃけプロ意識の低いただの我侭娘というイメージはどうしても出てくるな。
この辺、もう一つシェリルと対照的な部分が有って、シェリルはまず自分のために歌うという意識がはっきりしているので余計にそう思える。
最後にランカはブレラについて行っちゃったけど、これはグレイスの思惑通りだとしてもレオン的にはどうなんだろう。なんだか早々にレオンが切り捨てられそうな。
今回は主だった面子に人死には出なかったとは言えまだまだ油断できないところ。そもそもグレイスの最終的な目的が全然見えてこないからなぁ。
あと告白はランカが先んじて果した形になっちゃったなぁ。アルトの望むランカの姿が自分の望んだそれと重ならないことを痛感したが故に別れを告げたと見ることも出来るし、戻りつつあるという記憶の影響で一緒にいられないと判断したと見ることも出来るところ。
今回シェリルの影が薄かったので次回はシェリルのターンが来るのだろうか。