マクロスF(フロンティア) 23話

うーむ、アルトはランカを選んだか。
兄弟子の発言を事実とするなら、アルトがSMS入ってこれまで戦い続けてきたのは元よりランカのためで、フロンティアのためというのは建前ということになり、最初からアルトはランカを選んでいたということになるわけではあるが。
しかしそうなるとシェリルが不憫すぎる。結局アルトはその場その場に流されているだけの人間ということにもなるし。そういうところを見抜いていたからこその前回のオズマの発言ということなのか。
柿崎のセルフオマージュネタとか、どう見ても新婚さんなシェリルの様子から、これは逆にシェリルエンドは無いんじゃないかと危惧し始めたところでこの展開はさすがにきつい。
ヴァジュラとの共存、ヴァジュラの利用、ヴァジュラの殲滅、と三つの立場が明確になって来たところで舞台を居住可能惑星へと移していよいよ最終決戦か。
レオンはどうもグレイスの真の目的を把握してはないっぽいのでやはりどうにも小物感がきつい。ランカの特殊性が改めて認識されたところで、ランカの中のヴァジュラ因子が誰の手によるものなのかでまた話が変わってきそうかな。ランカの母親がランカに共存の希望を託したという風にも取れるところでは有るんだけど、結局はグレイスが利用しているわけだしなぁ。
後期OPのライオンの歌詞どおりに、生の欲求とその裏にある死が重大なテーマになって来たわけだけど、とにもかくにもシェリルの去就だけが現状では心配。