ソウルイーター 23話

少年時代のシュタインがやばすぎる。デスサイズもよくコンビ組めたもんだ。しかも大人になって狂気が薄れたわけでもなく、大人の判断力によって表に出ていないだけというのがまた。メデューサが目を付けたのも解る話。
そのシュタインが神を求めている、というのも深くて面白い話。神による基準、というのは以前にキッドがニーズホッグに説いているんだけど、その神の存在というものがこういうところにも活きているとは。この世界において死神様はあんなナリでもまごう事無き神でありバランサーであるという事のあらわれか。
キッド&ブラックスターの追撃戦は相手がいかに黒血を死守するかに専念していたため動きとしてはやや地味だったけど、それでも相手の目的が目の前にあるという切迫した状況のせいで緊迫感は抜群だった。そしてそういう極限的な状況だからこそ発揮できた能力が仇になるという決着は、それが本番に強いタイプのブラックスターということもあり、意外性と説得力を兼ね備えた物だった。
無論意外性ということなら、ここで鬼神が復活してしまうというのも意外だし、それが引き金となってメデューサが倒されるというのも意外だった。
メデューサは次回予告でもおちゃらけてたし、ここで退場ってこともないだろうけど。