西洋骨董洋菓子店〜アンティーク〜 10話

誘拐犯は子供を亡くして心を病んだ人間の仕業ということなんだろうか。あそこまで病んでると足が付かないようにするとか気が回らなさそうな気もするし、奥さんだか情人だかが実行犯?
誘拐された年齢など符号の重なりからしても橘のときと同一犯っぽいんだけど、犯人が来る可能性を考えてどんな客でも気軽にこれるケーキ屋を作ろうとする橘や、恐らくは情報集めのためであろう都内一帯のケーキ屋をそのメニューまで網羅している元刑事の執念なども見えて来てこれまでバラバラだったパーツが一気にまとまって来た印象。
問題があると承知で腕の良い小野を雇ったことすら、ケーキ屋の評判が上がれば、という誘拐犯を突き止める上での目論みが有ったとさえ考えることができるんだよなぁ。
ドラマ的には誘拐事件にケリが付いた後橘がどうするかの方が興味有るけど、誘拐事件の顛末も気になるところ。
どうでも良いけど、小野の母親の不倫が明らかになってそれが原因で女性不信になりゲイに走ったのかと思ったら、その不倫相手が初恋の相手とかゲイなのは元からだったというのには笑った。