ストライクウィッチーズ 9話

ネウロイに対して人類がいきなり攻撃しかけたから、ネウロイがそれをコミュニケーション手段として認識した、とかそんなSF作品で良くある感じのノリなんだろうか。
サーニャ&エイラメインの回でネウロイが歌っていたのを合わせて考えるに、コミュニケーションの手段としてネウロイが模倣を選んだというのは間違いないところかな。
もっとも、ネウロイが純粋に対抗進化の手段として脅威となる存在であるウィッチーズの模倣を選んだだけで、人間の天敵であるのには変わらないって可能性も全く無いわけでもないけど。
とりあえず真相の如何に関わらず、今回の話は焦った坂本が自滅したようにしか見えないんだよなぁ。芳佳の戦いを忌避する性質に目を向けず、訓練を重ね戦果を上げたという結果にばかり目を向けたり、とかく坂本は軍務一筋というよりただ視野狭窄なだけという悪いイメージばかり出てきてしまっている感じがする。
今回坂本以外の面々も芳佳を持ち上げていたのは、次回で一旦芳佳をどん底に落とす前振りだろうし、そうなるととことん悪い要素を重ねるというのは話の組み立て的には常套だろうけど、この作品においてそんなシリアスな展開が求められてるのかというと疑問な部分も有るところ。
俺達の戦いはこれからだ、なエンディングにでもするんで無い限りネウロイとの共存というのは尺を考えても無難な落しどころとは思うけど、ミーナ達がそんな簡単に受け入れられるはずもないしどう転ぶやら。
どうでもいいけど医療に携わる人間があんな肌をさらしてて良いんだろうか。いくらあのズボンが当たり前の世界とは言え、服飾の傾向といった文化とは別次元のレベルの話だと思うんだけど。