ワールド・デストラクション 〜世界撲滅の六人〜 8話

6人がちゃんと一堂に会したのはこれが始めてかな。運び屋も船が無くなった以上活動範囲が限られるだろうし、正式に同道するようになるのも近いのかも。
救済委員会の方は、きちんとした目的が有るのかと思ったら撲滅委員会の対抗組織にすぎないようなので、これまたちょっとした意識転換で鞍替えは有りそうな感じだ。
とりあえずはレジスタンス組織が半ばただの過激組織になってるっぽいので、それが共通の敵となってまとまるという感じだろうか。モルテは獣人支配では無く、獣人と人間の対立の構図自体が憎いわけだし、その辺は他の連中も理解できる部分もあるだろうし。
そういえばリ・アはキリエに惚れてる描写が有ったり無かったりな感じだったけど、根本的に二重人格的なキャラだったのか。今後きちんとその辺のキャラ設定が活かされるんだろうか。
今回せっかく出てきた世界に一つしかないという潜船艦は砂海を持つ世界観を充分に見せたりするのに役に立ちそうだったのに、レジスタンス組織のキナ臭さと主要キャラ6人の呉越同舟を演出するための道具としてしか機能しなかったのは残念なところ。まぁ、真面目な技術的考証とか苦手な人間の脚本演出ぽかったし無理からぬところかもしれないけど。