コードギアス 反逆のルルーシュR2 20話

まさかマリアンヌがこんな人だったとわ。ルルは外見だけ母親似かと思ってたけど、中身もそっくりなような。ていうかルルは体力無いという一点のみ父親からの遺伝ということになるんじゃなかろうか。
マリアンヌは元々はC.C.との契約者で、その能力は相手に精神を送り込むというものかな。問題は契約放棄した理由。自分から放棄したっぽいし、そうなると殺害事件も自作自演か。
スザクはもう何がなんだかな状態になってきてるな。ある意味今のルルーシュに近い「自分はどうなっても」、という心境のようでは有るが。とりあえず皇帝が不死身になってるのを知らずに暗殺とか言い出す様は視聴者的には滑稽であった。皇帝も一度くらい斬られてやれば良いのに。ルルのときはわざわざギアスにかかったふりをして自分を撃ったくせに、これが愛の差か。まぁ、スザクにギアスのことを知っている人間が他にはいない風に言っておいた辺り、端から信用してなかったっぽいが。
そういえばランスロットの新型は、ランスロットとは別機体だったのね。ランスロットはそもそも乗りこなせるのがスザクしかいなかっただけで、スザクのために作られた機体だったわけではなかったので、スザクのためだけの機体というのはある意味必然ではある。ロストカラーズランスロットクラブが出てきたときにもそういう会話が有ったな。
シュナイゼルは人を駒のように扱うことを許せないという感じに言っていたけど、ギルの死やらフレイヤやら、過去の事象諸々を全て自分の目的のために最大限利用しようとする様はある意味一番タチが悪いような。「その場その場の状況を、最終的に自分に益になるよう利用する」という、結果を求めるあまりズレが生じると一気に破綻しかねないルルとは、スザクとは違った意味で対照的なキャラな訳だけど結局周囲を利用しているという部分においては同類だしなぁ。
そのルルの方は吹っ切れて完全に人を駒として使うようになっちゃったけど。
黒の騎士団はやはりというか、ゼロがいなくなった後のことまで考えていた奴はほとんどいないというお馬鹿さんな状況に。過去の不信な点を全てゼロに押し付けるだけ押し付けておいて、未来の話となると一切展望無しとか救いようがない。カレンはもっと扇のアホを糾弾するなりしても良いと思うんだが。カグヤがまともなのが救いか。
C.C.は皇帝にコードを取られそうになった際に、ルルの声でコードを自ら封印、そのまま精神世界に引き篭もっていたため、表面的にはギアス入手以前の状態になっていたということか。記憶喪失は皇帝に奪われになったからというのが直接原因という訳じゃないのね。奴隷モードだったころの面影が完全に消えちゃったけど、その間の記憶も無くなったんだろうか。それに奴隷モードでのカレンとのやり取りとか見たかったんだが。
話の進展は早いけど、舞台が世界規模から結局神根島だけになった上に役者も観客もそのピンポイントに集結する流れになっちゃって、ちょっと話が無理矢理まとめられたような感じ。その上、世界の創造とか言い出すもんだから非セカイ系作品が急にセカイ系になったかのような印象すら。まぁ、最終的にまとまってくれるなら良いんだけど。