ソウルイーター 16話

クロナ対キッドの対決は、武器の形に反して、キッドが体術を巧みに使って攻撃し、クロナは波長を飛ばして遠距離から反撃という形で以前のマカとの戦いとも違った見応えが有った。基本的な攻撃力的にはクロナに分があるにしても、技量はキッドの方が上のため、空を飛べるのを生かして遠距離的に戦うしか無かったという感じかな。双方の能力を上手く見せた良い戦闘シーンだった。
しかしクロナの方は別にキッドを倒すことが目的でもないので、あっさり退却と。太陽に向って走り出してクロナを取り逃がすキッドは相変わらず空気読めなさすぎる。空気読めないと言えばパティも相当なものではあるが。ていうかクロナの性別が気になるのはもっともでは有るが。
マカが以前死神様の魂を見ようとしたら、実は街全体覆うほどの大きさのため近くからは見えなかった、という話が有ったけど、これは単純に死神様の強さを表すものだけではなく、街から動けないということも表していたのね。死神の武器であるはずのデスサイズがシュタインと一緒にマカを助けに行ったのも、死神様が動けなかったからというのも一因だったということか。何気に伏線が巧みだな。
一方でシュタインの方はメデューサの正体に気付いてたのね。さすがは最強職人。泳がせているだけでなく、マカから薬掠めたりとフォローもしっかりしてるあたりもさすが。
あと、あっさり死んでゾンビになったり担任降ろされたりでこのままフェードアウトするかと思われたシド先生がパートナーと一緒に凄腕風に登場したのには驚かされた。三ツ星職人という設定はダテではなかったか。まさか今回あっさり爆死ということもないと思いたいところ。ていうかこんな形で引いておいて次回またエクスカリバーの話とかどんな構成だ。