図書館戦争 8話

明確な将来のプランも無ければそもそも将来のことを考えるどころかその場その場の対処しかしてない人間が、10年後の自由より今の自由とか言っても滑稽極まりないと思うんだが。まぁ、手塚兄のプランも図書隊を政府管轄にするというのは解決策としてはベクトルが明後日向いてる気もする。現状の問題点に対する指摘は割と的確なのになぁ。
図書隊内の派閥争いというのも今更いきなり出す設定か、とも思うが所詮手塚兄に利用される程度のファクターなので、あまり重要視する必要もないというところか。
結局というかやはりというか、この作品は人間関係が全てで設定回りの要素は全てオマケなんだなぁ、と再認識させられた。
その辺開き直って見れば今回は割りと楽しめる要素が多かったとは思うけど。堂上の背の低さがやっと活かされたし。それと、手塚が柴崎にフラグ立てるとは思わなかった。柴崎は結局手塚がいなければ騙されっぱなしだったわけだけど、きっちりけじめ付けたのは良かったかな。
郁の王子様はどうせ堂上だろうとは思ってはいたが、こんな形で判明するとは完全に予想外。手塚兄の情報力すごすぎね? 郁自身が気付いていないということまで把握した上で意趣返しにやったんだろうか、とか思えてしまう。
とりあえずはこれで人間関係面で大きく話が動きそうだ。