図書館戦争 3話

やっぱりどうにも銃撃戦への話の流れに違和感が。そもそも私有物をいきなり力ずくで検閲ってのもおかしな話なら、力に力で対抗ってのも日本人の気質でもないし。
加えて、肝心の銃撃戦の描写にも色々と納得行かない。まず、銃撃戦の様相に奪取・防衛というお互いの目的が見られない。あと、良化の狙撃兵。なんでまず運ばれてる負傷者の方に照準合わせてるんだよ。殺すために戦ってる訳でもないし、相手の動ける人数を減らす方が戦場のセオリーだろ。極めつけは「落しどころ」。そんな合理的判断が通用するならそもそも銃撃戦する前に話を付けろ。理不尽な検閲自体に対抗するのが目的であって、一部の図書だけ守られればそれで良いって訳でも無いだろがよ。
告白の返事を保留したまま出撃なんてするから、てっきり死亡フラグかと思ったらそうでもなかったし、郁の方もすぐ自分が置いていかれることに頭一杯になって告白のことが二の次になってたしで、ドラマ性と銃撃戦の乖離も甚だしくどこに見所が有るのかさっぱりな回だった。