今週のジャンプ

「ワンピース」
まさか生きているうちにクジラの伏線が回収されるとは思わなかった(大げさ)
アフロを必死に守るのもちゃんとした理由があって、この辺の人情節はさすがといったところ。それに回想シーンがいたずらに長くないのもポイント高い。
ただ、ブルックがこのまま仲間になるかどうかは微妙な気もする。
 
「ナルト」
やっぱり大蛇丸の精神は完全に消えたわけじゃない、ってことなのか。っていうか忍犬連れた上三人も揃ってあっさり逃げられるっていうのはどうなんだ。まぁ、深追いはしない方が良いという判断もあるんだろうけど。
暁の二人組みはキャラとしては面白いけど、どうにも小物感が否めない。ここでサスケが苦戦するようなら、サスケも大したこと無いって印象が生じてしまいそうだ。
 
「ブリーチ」
割とすぐにウルキオラが戻ってきたのも、そのウルキオラをあっさりグリムジョーが(一時的とは言え)退場させたのも意外なところ。
でも、なんでやられたばっかりなのにあんな自信満々に勝負に応じるのかね、一護は。戦闘狂的側面は元からあるにせよ、今回は精神世界での斬月のおっさんとの対話とか強くなる要因が無い上に、そもそもの目的は井上救出だったと思うんだが。
 
アイシールド21
大田原の面目躍如。試合前は栗田との勝負を意識していたけど、チームの勝利を一番に意識することで栗田との勝負に勝つというのは中々に熱い展開。
そして更に雪光にまで面目躍如の機会が与えられるとは。具体的に何をしたのか、というと考えられるのはいくつかあるけど、2点差ということを鑑みると自殺点狙いだろうか。このままセナがベンチで終わりというのも考えにくいとこだし、単にタッチダウン直前で止めただけならキックで入れられて終わりだと思うし。
 
魔人探偵脳噛ネウロ
あのブリッジは本当にただ避けただけだったのか。謎を食う一連の流れについては読者的にも謎が多かったところなので、一つ胸のつかえが取れた感じ。
それにしても今回のネウロはお預けを食らったせいか今までで一番不機嫌そうに見えるな。食欲旺盛という大きな共通点のあるネウロとヤコだけど、この辺の食に対するスタンスの違いは面白いところかもしれない。
そしてサイの方はというと狙いはヤコ。サイ自身はヤコにはそれほど強い興味は持ってなかったはずなので、これはネウロを釣る餌とヤコを通じてネウロを見るというあくまで対象をネウロとした行動だろう。アイが留守番でどう話に絡むかと思ったけど、ここでサイがヤコを連れ去るならアイやアイを追う警察も話に絡んで来れそうだ。
 
銀魂
山崎の扱いに笑った。もともと死んだとは思ってなかったけど、次週以降の扱いも楽しみでならない。
万斎も登場当初からは想像できないほど良いキャラになってるな。妖刀もまだ引っ張るのは意外だったし、今回の長編はいろいろ後に引っ張る要素が多かったなぁ。
高杉と決着つけるなんていうのは当分無いんだろうけど。 

「P2」
ここのところ特に面白くなってきたなぁ。やはりアキラの存在が大きい。
ヒロムにとって卓球のプレイヤーとして、人間として、そして男としての成長のきっかけになっているだけでなく、その成長を確認しそのことにより読者にもその成長を認識させる役割を担っている。この辺の役割は乙女含むほかの日常ヒロムと接しているキャラが何かのきっかけが無いと出来ないのに対し、アキラは登場すること自体をそのきっかけに出来るのだから読者としても否が応にもアキラの印象が強くなる。
無論その役割に耐えられるだけのキャラ単体の魅力を持ってるのも大きいわけだけども、現状ヒロムの成長にほとんど寄与できてない乙女に比べるとヒロインとしても大きなアドバンテージがあると言えよう。乙女は自ら傍観者的立場に身を置いていたから、乙女の方に大きなディスアドバンテージがあるとも言えるけど。