逆転裁判4

まだ2話までしかやってないけど、ネタバレを出来るだけ避けて軽く感想。
とりあえず1話から逆転の連続で息も付かせない展開で度肝を抜かれました。雑誌やネットでキャラとか色々情報が公開されていたわけだけど、その公開の匙加減も絶妙だったなぁ、とつくづく思います。
2話までの感想として敢えて難点を挙げるなら、やはり主人公のキャラが弱い。プレイヤー的には明らかに解りきってるようなことでもすぐには解らず、周りのキャラに助け舟を出されるどころか代わりに解説までされるというシーンが多く、ほとんどアホの子です。*1この辺、1作目でいきなり千尋が死んで頼りない真宵がアシスタントになるという展開は上手いこと出来てたと実感させられます。
あと細かいところに粗が多すぎます。例えばある重要なアイテムをある人物に見てもらおうという場面で、その人物がいつもいる場所にいなかったにも関わらず特にメッセージが無く、そのくせその人物がその場所に再出現したときには今まで探していたかのようなメッセージが出たり。プレイヤー的には探していたというのは当然そうなんですが、キャラ的には探していたのか?という感じです。他にも同種のアイテムをAとBという二つの場所で見つけて、Bという場所でそのアイテムを見つけたという証言をするためにAで見つけたアイテムを突きつけたりと違和感が出る場面があったりとか。
システムはほとんど蘇る逆転の使いまわしなんだから、文章などの細かいところは特に気をつけて欲しかったです。あと新システムである見抜くシステムも、相手の様子を観察し続けて見抜くというよりは、相手が違和感ある行動をしている時にピンポイントで見抜くという感じなのが違和感あるかな。*2

*1:というか狂言回し的かもしれない

*2:本当にただの癖なのか、動揺が産んだ行動なのかちゃんと区別出来ているのか、という話