コードギアス21話

お祭り騒ぎの中でも徐々に様々な場所で様々に状況がして行き、最後には爆弾*1発言が。
見所は祭りでも忘れず壁に傷を付ける通称壁子と、ピザが飛んでいったときのC.C.の世界が終わったかのような顔とロイド似の生徒を集中攻撃するセシル。
 
「扇とヴィレッタ」
ヴィレッタとルル、シャーリーは記憶を失う前の面識はあるわけだけど、微妙に今回どちらも顔を合わせないまま。見てる側としては扇はいつ爆発するか解らない爆弾を抱えているようでハラハラものですよ。死亡フラグ立ちまくりだし。
扇の昔の話を聞いて面倒見の良いところとかは納得。あと体操のお兄さん的な風貌もなー。
扇的には仲間を第一に考えてはいるんだけど・・・って感じでいかにも良い人が秘密を抱えると苦労するという典型。最後にはとうとうヴィレッタからプロポーズ発言まで。過去のしがらみがないからこそなんだろうけど、ここまで思いつめてるとなると扇の反応如何ではヴィレッタのほうが自発的にリフレインを使うことも有りうるかもしれない。
 
「ガニメデ」
マリアンヌが使っていたという第三世代KMF。ルルもこれでKMF操縦を覚えたということか。
ロイドも実はこのKMF狙いでお見合いしていたことが明らかに。さすがロイドは並の男とは感性が違った。でもロイドが興味を持つほどだしこのガニメデを突き詰めていけばサザーランド−グロースター系列とも紅蓮−月下系列ともランスロットともまた違った名機になっていた可能性もある、というかむしろこのガニメデを改修して実用化して欲しい気も。マリアンヌ自身も「閃光の」と称されるほどの乗り手だったわけだし、KMFの開発がらみで暗殺されたという線も出てきたか。*2
 
咲世子さん」
前期OPで黒の騎士団と映ってたり、後期OPの新カットで単独カットがあったりと重要人物になる気配があった人だけど、ディートハルト子飼いの隠密であることが明らかに。学園に近いが学園の人間ではないということやアシュフォード家に仕えるイレブンであるということで利用できるという考えだろうか。あるいはルルの存在まですでに掴んでいて*3ルル=ゼロと知らないままルルを利用することを考えているのかもしれない。
重要ポイントとしては彼女にはすでにギアス使用済みということ。
 
「シャーリー」
デスノートのミサみたいに、記憶は消えても想いは残っているということなのか嫉妬しているとも取れる場面も。また、今回普通にルルーシュと呼びかけていたりしているし、彼女の中で何がしかの折り合いが付いたようで今後行動に出るかも。
 
「ニーナ」
イレブンに対してトラウマクラスの恐怖心を持っていて、自分の民族のアイドル的存在である皇女とお近づきになれたと思ったら、その皇女はイレブンを認める発言をしちゃって大混乱という感じ。ここで裏切られた、と考えて暴走する恐れも。
 
「特区設立宣言」
冒頭でユフィがシュナイゼルに提案したのがこれなんだろうけど、シュナイゼルがあっさり通したのはやはり裏があると思えてならない。場所が富士山=サクラダイト産地というキーポイントであるということと、今回シュナイゼルの精鋭グランストンナイツが集合しているのもキナ臭い。更にコーネリアには話を通しておくと言っておきながら全く話していない。
また、やはりブリタニア人の受けはとんでもなく悪い。ユフィは自分が良いと思った物は周りも良いと認めてくれると割と盲目的に思ってる節が有って、周りに認めてもらうための段階をすっ飛ばしている。前回の告白にしてもスザクの方もユフィを認めているからこそで、そうでなければただの電波女になっていたかもしれない。
ただ、この突発的な発言は黒の騎士団、というかゼロにしてみれば大打撃。なんせ介入の暇がなかったわけで、今後どのように振舞うにしてもペナルティが付きまとう上に騎士団が内部から崩れる恐れも有る。黒の騎士団はキョウトすら欺いて国を作るつもりだったわけだけど、この特区設立宣言に対しキョウトはどう動くのかが一つの焦点になりそう。
 
次回22話「血染めのユフィ」
不吉なサブタイだけど、今回の話で誰に殺されてもおかしくなくなったユフィ。更に次回とうとうオレンジ再登場か。
とりあえずユフィが殺されるとした場合、やはり本命はシュナイゼルだろうか。タイミングを合わせれば一方的に黒の騎士団を悪者にできる上に富士周辺を征圧できる。対抗はディートハルト。押さえはルルで穴はニーナ。大穴でコーネリアってところ。
今回の引きのルルは悪役そのもので素敵すぎたんだけど、逆に実行はしない気がするんですよね。決意はしたけどすでに別の誰かが実行していた、みたいな。

*1:色々な意味で爆弾

*2:KMFのオーバーテクは異文明の技術の可能性があるし

*3:だからこそ咲世子さんを隠密にしたという考えもできる