今週のチャンピオンとヤンジャン
「範馬刃牙」
今週の話は要約すると、コンビニの弁当でも満足できる自分最強ということか。
19倍の美味さに22倍の喜びってそこまで数値化できるのってすごい舌だな。美味しんぼの世界なんかで重宝するんじゃないか。なんせ個人の嗜好による基準の違いはあるにせよ、それ以外の誤差の入り込む余地が無いわけだからなぁ。
それはそれとしても19倍美味いなら充分だと思うんだけど。安いワイン19本飲もうが22本飲もうがしたところで、喜びがその分だけきっちり増えるわけじゃないんだから。
まぁ、ここ数話の内容はつまるところマリアとじゃんけんしたときに出た「勝ちと言ったもの勝ち」という言葉から繋がる展開ということですね*1。オリバがここからどう持ち直すか、それとも刃牙に言いくるめられっぱなしのままなのか。なんとなく後者のままで行きそうな・・・。
でもこの辺の精神論的な話は死刑囚編でやりつくした感もあるんですよね。刃牙自身は死刑囚一人も精神的にも肉体的にもトドメさせてない気がするけど。
いや、だからこそ現状最強の死刑囚であるところのオリバと精神も含めた面で対戦する必要が有ったのか。ここのところの展開も作者が死刑囚編でやり残したことをやってると考えれば納得できないこともない。ゲバルはガーレン扱いかよとかそれにしたって展開遅すぎだろってつっこみどころはるけど。
「ギャンブルフィッシュ」
バラに絡められる心理描写は解るにしてもブラチラまでさせるとはさすがおっぱい星人山根和俊。一時期に比べて落ち着いた絵になったと思ったらその精神はいまだ健在だったか。
「聖闘士星矢」
六道の説明を順に読んでると、なんか一輝戦をもう一度見せられてる気分（笑）
でも人道で自分の目的を思い出すというのと、過去のペガサスにまつわる原罪が明らかになるという演出は良かった。
「鉄鍋のジャンR」
なんかいきなりラスボスのお付の人の話が入ったり掲載順位落ちたり人気やばいんだろうか。自分的には前ほどの勢いはないとは思うがそれでも好きな方にはいる作品ではあるんだけど。
「GANTZ」
大阪組はあんだけ余裕かましてるからよほど強いんだろうと思ってたら、単にヤク決めてハイになってるだけだったとは。まぁ、仏像編とかでも調子に乗ってあっさり殺されるって奴はいたけど。
それにやはり一部は実力者っぽいのでこの辺と東京勢との絡みに期待。最後に出てきた武器はやっぱり100点報酬の奴だろうしなぁ。
「華麗なる食卓」
心もメイドになりきってるへきるが可愛すぎる。正直勝負の方はどうでも良い。*2
「ライアーゲーム」
ダウト一億かパスかの勝負になるというのは予想通りだったけど、この勝負の本質はダウト一億できるかどうかの精神的な勝負にあるというのは言われて納得という感じ。ただ、あんな（見た目的に）軽がる一億って運べるものなんだろうか。
今回秋山が一本取った形だけど、相手側にも相当の切れ者がいるみたいだし、まだまだ油断できないところ。秋山が今後の展開をどこまで読んでいるかは解らないけれども、まだまだ相手の出方を窺っている段階なのかな。
