レイトン教授と不思議な町クリア
ぶっ通しでやってクリア。問題数は全部で120問で、更にストーリー中に特定の条件を満たすごとに3問ずつ×5増えて合計135問です。自分は頭の体操シリーズを既読だったのでそんなに問題に詰まることも少なかったのですが、手当たり次第に答えを入力してもクリアできない問題があったりするので人によってはきついかもしれませんね。
ストーリーの進行とパズルの量のバランスが取れていて、だれることなくプレイできました。ストーリーもいささかファンタジックな部分もあるものの、最後まで綺麗にまとまっていたと思います。基本的に主人公の視点で物語が進むのに、ストーリー自体の真相は主人公であるレイトン教授自身がいつの間にか解明している*1という辺りは往年の名作アニメ「名探偵ホームズ」的、というかほぼそのままですね。モリアーティ教授的なキャラもいますし。ホームズにワトソンがいたように、レイトン教授にルーク少年がいることが物語を見せる上で有効に使われていて良かったです。ルーク少年が動物の声を理解できるという設定が活かされていないのは残念でしたが。*2
次回作で手に入るパスワードを今作で入力することで何か隠し要素が出るみたいですし、次回作が出るのが楽しみです。一つ心配なのは、今作はお約束的なことを言うと「能登かわいいよ能登」だったので、次回作では能登キャラは出るんだろうかということに尽きます。*3
余談ですけど隠し問題はストーリー中の問題とは比べ物にならないほど難問が多いですが、基本的に古典の難問パズルが多いです。例えばその内の一つには俗に「世界一難しいパズル」とも言われる古典的スライドパズル*4がそのまま使われてますので、どうしても解けないという人はその線でネットで調べればすぐ答えに辿りつくかもしれません。*5