レイトン教授と不思議な町

パズルを解きながら進めていくADVです。
どちらかというとパズル集にADVがついている感じなのですが、このADVがほどよいタイミングで入るムービーや整ったグラフィックのおかげそんなイメージが少しもしません。
肝心のパズルの方はタッチペンを活かした図を操作する類のものだけでなく、レトリック系のものも上手く表現されています。
なんとなく正解してしまった場合でも、正解時に解法などの説明が入るし後から見直すこともできるのでモヤっとすることもありません。
難易度も話の筋を追うだけなら簡単なものから徐々に難易度が上がっていく感じで程よいと思います。ただ、基本的にどこかで見たような問題ばかりなので、元からこの手のパズルものに興味があった人には手ごたえが薄いかもしれません。*1
敢えて難点を挙げるなら
1.タッチペンの認識がパネルから離した瞬間にされるためか、すばやくタッチしてると前回タッチしたポイントをタッチしたと認識されてしまう。
2.移動時、移動アイコンから矢印をタッチしないといけない場合とドアなどをタッチするだけで移動できる場合と統一性がとれてない。*2
3.計算系の問題や数え系の問題は下画面をメモとして使えるが絵が邪魔で書いたメモが見にくい。
4.答えを選択するだけで良い問題でも下画面をメモとして使えても良かった。
5.メモは部分的に消すということが出来ない。
と、言ったところですがすでに次回作も発売が決定していることですしパズルが好きな人は買って損はないと思います。ただ、長く何回も遊ぶような類のゲームではないということは留意しておく必要がありますが。
 

*1:特に頭の体操シリーズの本を読んだことがある人なら大部分が見たことのある問題のはず

*2:1の問題点のせいで移動アイコンからすばやく矢印をタッチしようとすると誤動作が起きやすいので、あまり使いたくない