とらドラ! 8話

良い最終回でした、と思ったらまだまだ続くらしい。そらまだ8話だしな。
周囲の人間的にはすでにほとんど大河と竜児のカップリングは公認同然なのに、竜児は自分の物宣言しちゃったりしたら自ら認めているに等しいところ。
でも、そんな爆弾発言しちゃった割りに大河に動揺が見られない辺り、恋人では決して無いけど誰よりも近い二人の関係は、大河本人は彼女なりに胸の内で消化しているということなんだろう。
そんな胸の内を他人が全て理解できる筈もないんだけど、だからといって憶測で決め付けたり、理解しようとすらしないのは嫌だという大河の感情も理解できるところ。
そうなると亜美に対する認識の有り様なども含めて、竜児の鈍さは非常に罪深いとすら思えてくる。この手の鈍さというのは恋愛作品の主人公としては非常に有りがちなものではあるけど、あまりひどいとなんでこんな奴が好意を寄せられるんだ、ってことにもなりかねない。一応今回最後で思うところが有ったようでは有るけど。
今回はドルドルとかまぶたに目を書いて居眠りとか櫛枝も相変わらず存在感アピールしてたけど、印象的には全部大河に持っていかれちゃったなぁ。