キャシャーン Sins 4話

滅び行く周囲の状況の中で狙われ続け、しかも自分が滅びを与える側に回りかねない存在であるキャシャーンが、厭世を通り越して自滅願望まで持ち始めたところで精神的な転換が訪れる話。いやほんと、いつゲストの子が殺されるかと冷や冷やしてたけど、今回の話をキッカケに少しは明るい方向になるかもしれないという希望が見えて一安心。
滅びに意味を与えようとしていた少女がキャシャーンとの邂逅で自身の間違いに気付き、同時にキャシャーンの間違いも指摘するという構図は中々面白かった。
キャシャーンの自衛のための暴走はあくまで殺意に反応するという要素も出てきて、キャシャーンを食べれば滅びを防げると言う噂も絡めると、世界が滅びに向かい行く仕組みが徐々に見えてきた感じ。
とは言いえ相変わらずロボットでやる意味が薄い話だったとか、フレンダーガン無視だとか色々突っ込みどころは多かったなぁ。キャシャーン、思いっきり有機生命体的な感じだったんだが。