ワールド・デストラクション 〜世界撲滅の六人〜 11話

まさか運び屋の出番はここで終わりではあるまいな。
ここに来てようやくと言うべきか撲滅委員会と救済委員会の全面対決。救済委員会のトップが出てきたことで、ちょっと胡散臭い感じもしてきたとは言え、リ・ア自身は世界を愛す一人の住人としてモルテとぶつかり合い、撲滅と救済という反する思想の対立を形作る。
ただ、リ・アはあくまで持てし者の理論で世界撲滅の阻止を訴えていて、相手の身になって考えてるわけでもないし、モルテも相手の同意を求めて行動しているわけではないので立場と意見の違いを際立たせる結果にしかならない。
加えて、モルテの意向とこれまでの行動の矛盾、という点が今回指摘されたけど基本的にトッピーやキリエがやったことなので、モルテの意思自体は現状ではぶれてないと思われるところではある。
ワニやワシが求めてるっぽいことから、デストラクトコードはただ世界を滅ぼすものではなさそうではあるんだけど、モルテがどこまでそれを把握して行動しているかがやはり問題か。