逆境無頼カイジ 24話

ほとんど咄嗟の思い付きから始まったはずのことではあるが、カイジの周到なこと。そして後ろで見てる奴の名解説役っぷり。
相手のイカサマをこれでもかと警戒してる振りをして、その実イカサマをしているのはカイジ自身な訳だが、客観的に見るとカイジの行動はあまり淀みがなくやはり全て計算ずくに見えるなぁ。これは会長も怪しんでもおかしくない。
会長は最初Eカードをやろうとしたように、実際のところ全くの運勝負で負けても構わないと思ってるし、実際2千万円失おうが1億失おうが大して痛くは無い。そこで敢えて相手に指を切るリスクを負わせるのは、会長には会長の勝算があればこそと考えることもできる。また、大きなリスクを負わせておいてそれでも乗ってきたなら、カイジイカサマしている可能性が高いという判断もあるのかもしれない。
1億を目の前にして冷静さを失ったという要因もあるだろうし、カイジの行く先には暗雲が立ち込めてる感じになってきた。