逆境無頼カイジ 20話

Eカード編まだ決着じゃなかったか。
勝負1回分を1話つかってやっただけあって密度の濃い回だった。
利根川にはやはり焦りと油断が有ったか。1戦でカイジの異常に気づけたのは充分凄いし、基本的には鋭いやり手の人間の筈だし。やはり絶対的優位な立場にいるという驕りが敗因なわけで、そういう意味でも皇帝と奴隷という図式が成り立っていて面白い。
それにしても会長はやはり良い味だしてるよなぁ。利根川いびりのねちっこいことも凄いけど、カイジが最終戦も18ミリ賭けると言った時、凄い嬉しそうで笑った。
終戦利根川の鋭さをこそ期待して罠をしかけるという、逆襲と呼ぶに相応しい形。18ミリ賭けて勝てば2000万に達するという符号の重なりもあって、正に最高潮の盛り上がりで次回も楽しみ。