true tears 4話

人間嘘をつくときは饒舌になりがちなものだけど、それを好きな人のことを楽しそうに語ってると考えてしまう主人公の純情さはむずがゆいやらこそばゆいやら。ていうか服屋に行っても比呂美の着ていた服と同色の服を見つめてしまうとか、純情すぎな気もしないでもない。その純情な主人公が相手を気遣うことに思い至ったのは良いが、比呂美と4番の仲を取り持とうとか考えちゃうとかなり泥沼だよなぁ。
乃絵の電波っぷりは拍車が掛かってる気がしないでもないが、実際のところは主人公を元気付けようとしていたようにもとれる。あくまで主人公を鶏扱いなのは笑えるところだが、兄の視点的にはやはりそれでも唯一の男友達というのは貴重なのか妙な流れに。祖母の死因もわからないとこだし、乃絵も病気で先は長くない可能性があるのか? これで乃絵が最終的に死ぬようだとそれなんてAirと言わざるを得ないとこなんだが。
とりあえず主人公が比呂美のために乃絵と付き合うからかわりに4番に比呂美と会わせようとするって流れが有りそうなのが激しく不安。
愛子の方はもう主人公への想いを隠してすらいない感じで三代吉が不憫すぎる。ただ、単純に愛子が腹黒いってわけじゃなく、眞一郎の友人の三代吉を介して眞一郎と近付いたら三代吉が愛子に本気になって眞一郎もそれを応援しちゃったために付き合わざるを得なかった、って形っぽいが。でも三代吉も薄々気付いてるっぽいのが一層不憫だな。
傍で見てみると総じて眞一郎が鈍いのが色々な面で元凶となってる感じがして、何故こいつばかりもてるのかと思わざるを得ない。良い奴だってのは解るし、本人自体には何の嫌味もないんだけども。