今週の天元突破グレンラガン

7年の平和により色々な歪みが生じはじめていて、その歪みがはっきりと表に出かけた瞬間に新しい敵の登場という最悪に最悪が重なった形の第三部の出だし。
とりあえず基本馬鹿の集まりだったグレン団の面子がそのまま役職についてるのは良いはずも無いよなぁ。軍事顧問的な扱いにでもして、政治に関わらせないとかやりようは有った気もするんだけど。この辺はシモンの懐の深さが仇になった形か。
そしてロシウの謎の動き。気になるのは、螺旋王の頭部の培養?をしていることと「あなたは何も解っていない」「楽な道を行こうとする」という台詞。頭部の培養はやがて来る脅威のためのデータ取りのためと考えて良さそうかな。
何も解っていないという台詞は、自分の知識と知識を求めようとする態度がその裏付けとなってはいそうだけど、それをシモンに明かさない理由が掴めない。単純に離反を考えているからではないと思いたいとこだけど、シモンに負担をかけたくなかったからとかって理由だとしたらそれはそれで単純な話ではあるか。
後の「楽な道を行こうとする」と言う台詞はシモンが綺麗事ばかり言ってることを指しているようにも、目の前の障害をただ排除することしか考えてないことを指しているようにも取れる。シモンが敵を倒してかえって損害が出たというのは、あくまでただの結果論なのでシモンを責めるのはさすがにお門違いだと思うけど。
いずれにせよ、ナレーションと次回予告をロシウが担当することになったことから、一部のカミナ、二部のニアと同等に重要なキャラであるのは間違い無さそうだ。
そしてニアの変貌。まだまだ情報が少なくて予想付け辛いけど、今まで出てる情報の中に伏線があると条件付けた上で仮説を立てると、ロシウがロージェノムの頭を培養しているように、ニアもまたロージェノムによって同じ目的で作りだした存在ではないだろうか。つまりロージェノムがアンチスパイラルの情報を手に入れるために、どこかで入手したアンチスパイラルの因子を培養させて作った人間ではないだろうか? そしてそんな存在が自我を持つと危険だから、自我が発生した時点で捨てていた、と。コアドリル(螺旋力)が無いと開けられないトランクに入れてたのも殺せない事情が何かあって、その上でアンチスパイラルの人間には手を出せない処置をほどこした、と考えられなくもない。まぁ、仮定の上に仮定を重ねた仮説ではあるけど。*1
第三部はノリだけでは進まない展開でちょっと重めな感じだけど、それでもやはり目が離せ無さそうで次回が楽しみだ。アンハッピーなエンドだけは勘弁してほしいけど。*2
 

*1:ついでに言うならバスターマシン7号みたいに目の中の模様が所属を示してる可能性もあるな

*2:でもダヤッカの娘が因縁の100万人目の人間とかブラックな要素がちらほらあるんだよなぁ