「空を見上げる少女の瞳に映る世界 3話」

空を見上げる少女の瞳に映る世界」感想
スズメが浮き輪をしてたことからして入水心中では無いというのは解っていたけど、さすがに渡河すること自体が目的とは思わなかった。
そして「何かを乗り越えようとしているんだ」ということを周りの人間が全員理解出来ているのが恐ろしい。部活とかほかに手段が有るだろうという教師の突っ込みが正論すぎるほどに正論で、逆にあの電波的な空間の中ではかえって浮いているのがなんとも。
そしてその様子を見て自分もやらなければならないと使命感に目覚めたユメミはムントに力を貸すことを決意する訳だけども、そこからの展開がまたぶっ飛びすぎて理解を超えているにも関わらず友人や親連中は理解できているんだからまた恐ろしい。
どうにもユメミの意識の仕方次第で天界が目に映るようになったり世界が救われたりしたような感じで、ユメミの意識が変わることが今回の話の肝だったのは解るけどそこから結果に直結するなんて完全に理解の外だった。
しかも当然ながらまだ話は続くんだけどなんか今回の展開が(いろいろな意味で)クライマックスすぎて、次回以降蛇足感がなんとなくあるんだよなぁ。