ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス- 25話

最後まで突っ込みどころ満載のままつき抜けていったなぁ。
とりあえず教授が無駄死にすぎっぽいのにはさすがに泣けた。
オストルムが生きてたのが意味不明なら、ガーネットがタナトスの代弁者になってるのも意味不明。愛の力(笑)で聖痕が消えるのも意味不明だし、これまで人智を超えた存在として扱われてきたタナトスが人の姿を取るのも意味不明、そもそも勝ち負けの話ではなかったはずなのにお前たちの勝ちとか言い出すのがもう理解不能
一人辺り20億と景気の良い事言っておきながら、地元のごく身近な人間しか守るつもりのないとしか思えないドラゴノーツ隊が意味不明なら、ハウリングスター達が力尽きてアクチュアライズが解けた途端、律儀に自分たちもアクチュアライズを解く量産型オストルムも意味不明。教授対オストルムのときも思ったけど、なんかドラゴン達には相手の姿に合わせて戦わないといけないルールでもあるのか? それにしてはタナトスの後継者モードのギオは人型のままドラゴン撃ち落としまくってたけど・・・。
あと、結局最後にギオはどこに行ったんだろう。
総評としては1、2話で抱いた印象そのままな感じで、早くからある意味での見切りを付けられたおかげでネタアニメとしては楽しめた。
前半の捕まっては逃げての繰り返しだけはどうしようもないが。そのせいで終盤てこ入れで激しく巻きに入った訳だけど、それも強引すぎて超展開だからな。伏線一通り回収して風呂敷を畳みきったという点だけは評価したいが。
ジークリンデなどの折角の美味しいキャラがいた反面、脇キャラを生かしきれてるとは思えないのが残念。正直オペレーターは存在意義なさ杉でうざいだけだった。リアルタイムで見てるときは次回予告でチャンネル変えてたぐらいうざかった。
一番致命的なのは主人公。前半は基本流されるままで、一見活動的に見える後半でも最後の最後まで無計画で、とりあえず行けばなんとかなるだろうという温い思考で突き進む様はギャグでしかない。別にそれで自分の力で結果を出せていたならそれでも問題ないが、働いてるのは主にギオだからなぁ。一番成長したと言えるのもギオだし、ジンとトアはドラゴンと人間の架け橋と言う要素だけ抽出した象徴的存在にして、ギオを主人公にして動かしたほうが面白くなったんじゃないだろうか。